ルリエが推薦する素敵な職場

Trattoria al Ragu(トラットリア アル ラグー)

働きやすい職場紹介

ご紹介するのは兵庫県篠山(ささやま)市にある福住という田舎町にある

イタリアンレストラン、Trattoria al Ragu(トラットリア アル ラグー)さんです。

この福住という町は江戸末期、1600年頃に宿場町として栄え、伝統的建築物群保存地区に選定された場所です。

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この風情溢れる町並みを見て歩いていると、イタリア国旗が目に留まり・・・

築150年の古民家を改修し、2012年にオープンした、今回ご紹介するラグーさんが見えてきました。

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趣のある建物で、外観は『和』で町並みの景観を壊すことなく、どこか存在感が漂っています。

ガラス張りの入り口には何やらカッコイイ紋章が・・・

イタリア、フィレンツェの王侯貴族メディチ家の紋章をアレンジしたものだそうです。

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そもそも店名の由来はTrattoria(トラットリア)とはイタリア語で『大衆食堂』Ragu(ラグー)は『煮込み料理』を意味しています。

ラグーさんではイタリアの滋味深いお母さんの味を再現した、家庭料理を食べることができます。

イタリアの家庭料理が食べることができるお店って・・・珍しいですよね。

おすすめはラグー(煮込み)ソースのパスタです。

日本にあるイタリアンって聞くと華やかなイメージを想像しますが、イタリアで毎日食べられているものではありません。

なぜイタリアの家庭料理を提供しようと思ったのでしょうか?

「日本のイタリアンはなぜ綺麗なお皿で、キレイな盛り付けで提供しなければいけないのか・・・

それよりも飽きずに美味しく食べられるもののほうがいいのではないか・・・

という想いで、お客さんに料理を提供しています。」

「家庭料理は“究極”の料理!!」とシェフ兼バリスタの兼井さんは熱く語っています。

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兼井シェフにお店を始めるきっかけを聞いてみました。

「20歳の頃から喫茶店を開きたいという”夢”を持っていました。

30歳でイタリアへ旅行した際、ローマで飲んだ“エスプレッソに衝撃”が走り、どこにでもある喫茶店ではなく、エスプレッソに特化した専門店を開こうと決意・・・

セミナー等に参加し、独学で学び32歳で脱サラし、神戸に10坪のエスプレッソ専門店をオープンさせたんです。」

「お客さんのリクエストから料理を提供し始め、店舗が手狭に感じたため広めの店舗を探していると篠山で古民家と出会い、再び衝撃が走りました。

イタリアの建物は木造ではなく、石造りのため築300年は当たり前で、使わなくなった牛舎や納屋を改装し、住居や店舗として使用する・・・

この“憧れ”が篠山の空き家となった古民家を見たときに、これを改装したらカッコイイやん!と思って即決で決めたんです。」

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兼井シェフが仕事をする上で大切にしていることは何なのでしょうか?

「コーヒーひとつにしても“手を抜かない!”

「美味しい料理やデザートが出てきたのに、どこにでもあるコーヒーが出てきたらがっかりでしょ?

特に香りが際立つエスプレッソ一杯でも、そのときの気温や湿度に気を配らないと本物の味は出ない。

それが本来のコーヒー職人『バリスタ』と呼ばれる人の仕事なんですよ。

更に勝手な思い込みでオリジナルを作るとか、日本人の口に合うようなアレンジは絶対にしない・・・」

イタリアそのものを忠実に再現したい・・・

本物の料理を味わってほしいという想い”が伝わってきますね。

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仕事で大変とか、辛いとか、失敗したなっていうことはありますか?

「もちろん仕事は楽しいことばかりじゃないよね・・・

でも苦しいと思えばどこまでも苦しく感じてしまう。

苦しい中に何か“自分で”見つけ出さなくてはいけない。

篠山の冬はめちゃくちゃ寒いけど『薪割り』という楽しみがあり・・・

薪ストーブで炎を見ることができるなんて・・・こんな贅沢なことはない。」

「なにかしら自分で考えないと!どこかに必ず解決策はある!!」

仕事で楽しいことは?・・・「仕込みが一番楽しい!笑」・・・即答でした(笑)

「自分の好きな料理を、自分の好きなやり方で作って、お客さんに選んでもらえてる。」

「こんな幸せなことはない!!」

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上の写真は不定期で開催されるパン教室の風景ですが・・・

ドルチェ&パンを担当している奥様もこの笑顔で楽しそう!

下の写真の“まさもりくん”もこの笑顔!!

まさもりくんは大きくなったら何になりたい?

「美味しいご飯作って世界を守るヒーローになりたい♪」

スーパーマンではなく、ウルトラマンでもなく・・・仮面ライダー!!なんだってさ(笑)

でも・・・夢を持っていると必ず“道”が開けるよ!!

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これからどんなお店にしていきたいですか?

“よりコアな”イタリア好きの人がヨダレを垂らして寄ってくるような場所・・・

イタリアに行ったことがある人もない人もイタリアを体感してもらえるようなお店にしたいですね。」

「今作っているものと何か違うものではなく、よりクオリティーの高いものを作りたいです。」

『目標』を語っていただきました。

ではこれからどんな人と一緒に働きたいですか?

「本場イタリアの3つ星レストランや有名店の元で修行して、箔を付けて自分のお店を持つ人は数多くいるけど・・・本当にそれだけでいいのか・・・?

それよりも町一番のお母さんの味。

イタリアの家庭料理を学びたい!修行したい!という人がいれば是非一緒に働きたい。」

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皆さんへのメッセージもいただきました・・・

「気負いし過ぎて潰れるんじゃなく、持続力・・・耐えるという“我慢強さ”が大切!

何かをするにはなにかしらのリスクを伴うのは当たり前・・・

でも・・・諦めてほしくない!!

とにかく自分で考える!どんな小さい仕事を一つするにも考えて取り組むのと、漠然と作業をこなすのとでは雲泥の差が生まれる。

仕事だけでなく、物の考え方そのもの・・・考える癖をつけることが大事やと思う。」

兼井さんがこのように考えるようになったのは学生時代に医師から言われた言葉がきっかけなんですって・・・。

「言われたことを自分で考えず、そのまま受け入れることができなかった・・・

これが『自ら考えて行動する』というターニングポイントになった。」

「今の自分があるのは、自分で”その道を“選択”した結果ですよ!!」

 

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